クラウド・インスタンス
- クラウドは、サーバーを買わずにネット越しに借りて、使った分だけ払うしくみ
- インスタンスは、クラウドで借りたサーバー1台分(仮想サーバー)
- 「停止」と「削除」の違い。停止はデータが残り、削除は元に戻せない
身近な例えで理解する
車を買うと、駐車場代も車検も自分持ちです。カーシェアなら、使いたいときにアプリで予約して、近くの1台を使えます。料金は使った時間の分だけです。
- 車を買って持つ自社でサーバーを買って置く
- カーシェアのサービスクラウド
- 予約して使う1台インスタンス
- 使った時間の分だけ払う使った分だけ払う(従量課金)
予約するとき「コンパクトカー」「ワゴン」と車種を選ぶように、インスタンスも性能の型を選んで作ります。荷物が多い日は大きい車、という選び方も同じです。
ちょっと確認
インスタンスを停止したとき、正しいのはどれでしょう?
例えを外して、実際のしくみ
必要なときに、必要な分だけ
サーバーを買うと、届くまで待ち、置き場所を用意し、故障したら自分で直す必要があります。クラウドなら、画面のボタンやコマンドで数分あれば用意でき、いらなくなったらすぐ手放せます。代表的なクラウドには AWS、Google Cloud、Microsoft Azure があります。
インスタンスは、借りたサーバー1台分
クラウドの会社のデータセンターにある大きなサーバーの中に、区切って作られた「仮想サーバー」です。自分専用のサーバーとして、OSやソフトを入れて使えます。
料金は、動かしている時間で決まる
インスタンスは、動かしている間ずっと利用料がかかります。使っていない夜や週末も動かしたままだと、その分も払うことになります。だから「止める」ことが大事です。
「停止」と「削除」は違う(シェアキッチンで説明)
| 操作 | シェアキッチンでは | 実際のインスタンスでは |
|---|---|---|
| 起動 | ブースを借りて、ガスと電気を使って調理しています | 利用料がかかります。ディスクの料金もかかります |
| 停止 | ブースはいったん返し、鍋や仕込み中の食材は保管ロッカーに預けます(保管料)。次に借りたら続きから作れます | 利用料は止まります。データや設定は残りますが、ディスクの料金はかかります |
| 削除 | ロッカーの契約もやめて空にして返します。もう取り出せません | インスタンスの料金はかからなくなります。データも消えて元に戻せません(あとから足したディスクや固定のIPなど、別に残って料金がかかるものがないかも確かめます) |
停止しても、次に起動すると前と同じデータ・設定のまま使えます。削除する前には、必要なデータを別の場所に保存(バックアップ)しておきましょう。
このページのまとめ
- クラウド
- サーバーを買わずに、ネット越しに借りて使うしくみ
- インスタンス
- クラウドで借りたサーバー1台分(仮想サーバー)
- 停止
- 利用料は止まる。データは残る(ディスク代はかかる)
- 削除
- インスタンスの料金は止まり、データも消える。元に戻せない(足したディスク・固定のIPは別に料金がかかることがある)
先輩のひとことの意味
先輩配属して少したったころ、先輩から:「検証用のインスタンス、使い終わったら止めといてね」 インスタンスって何? 止めないと何がまずいの? このページを読めば、どちらも答えられるようになります。
インスタンスを 停止 してね、という意味です。動かしたままだと、使っていない時間にも利用料がかかります。停止ならデータは残るので、次に使うときはまた起動すれば続きから使えます。削除とは違うので、間違えて消さないようにしましょう。
練習問題で確かめる
どの操作をすればいいでしょう?
参考資料
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