料金・コスト管理
設計レビューの終わりです。冗長化やオートスケーリングで台数が増える話が続いたあと、上司が先輩に聞きました。
クラウドの料金は、使った分だけかかります。
思わぬ請求に気づくために、予算を決めて「超えそうになったら知らせる」設定(請求アラート)をしておきます。
- クラウドの料金は、使った分だけかかる(従量課金)
- 止めても料金がかかるものがある
- 予算を決めて、超えそう・超えたらメールなどで知らせてもらう(AWSならAWS Budgets)
身近な例えで理解する
電気は使った分だけ料金がかかります。テレビを消しても、コンセントに差したままだと待機電力がかかることがあります。請求書が来るまで、いくら使ったかは意識しにくいものです。
- 使った分だけの電気料金従量課金
- 待機電力止めてもかかる料金(ディスクの保管料など)
- 請求書が来て気づく月末の請求で気づく
使わない家電はコンセントを抜くように、使い終わったクラウドのものは止めるだけでなく削除します。
ちょっと確認
どこが心配?
例えを外して、実際のしくみ
止めてもかかるもの
予算とアラート
AWS Budgetsでは、予算の金額を決めて、実際の金額や「このままだと超えそう」という予測が設定を超えたら、メールなどで知らせてもらえます。ただし金額の反映は1日に最大3回で、知らせが届くまでの間にも料金は増えます。通知だけでは使用は止まりません。止めたいときは、決まった作業を自動で行う「アクション」を別に設定するか、知らせを受けて自分たちで止めます。Google Cloud(予算とアラート)やAzure(Cost Management)にも同じしくみがあります
このページのまとめ
- 従量課金
- 使った分だけ料金がかかること
- 請求アラート(予算アラート)
- 料金が決めた金額を超えそう・超えたときに知らせるしくみ
- AWS Budgets
- AWSで予算を決めて通知を受け取るサービス
- 止めてもかかる料金
- 止めたサーバーのディスク保管料など、削除するまでかかる料金
先輩のひとことの意味
先輩「で、請求アラート設定した?」
「料金が予算を超えそうになったら、すぐ気づけるように知らせの設定をした?」という意味です。台数が自動で増えたり、削除し忘れたものがあったりすると、月末の請求まで気づかないことがあります。早く気づいて手を打つための設定です。
練習問題で確かめる
AWS Budgetsのような予算アラートを、通知だけの設定で使っているとき、正しいものは?
クラウドの料金を抑えるために、まずやることとして適切なものは?
参考資料
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