オートスケーリング
設計レビューの続きです。構成図のWebサーバーの周りが四角で囲まれ、「最小2・最大6」と書いてあります
「セールの夜は、負荷で台数が自動で増えるようにしてあります」
「オートスケーリング」って、何のことだろう…?
オートスケーリングは、負荷に合わせてサーバーの台数を自動で増やしたり減らしたりするしくみです。
決めておいた最小台数と最大台数の間で動きます。
このページで分かること
- オートスケーリングは、負荷に合わせてサーバーの台数を自動で増やしたり減らしたりするしくみ(台数を増やす考え方そのものは→28 スケールアップ・スケールアウト)
- 「最小◯台・最大◯台・ふだん◯台」と、「何を見て増やすか(CPUの使用率など)」を決めておく
- 壊れたサーバーを見つけて、新しいものに自動で入れ替えることもできる
- しくみ自体に追加料金はないが、増えた台数ぶんのサーバー料金はかかる
身近な例えで理解する
空いている時間は奥の席のエリアを閉めておき、混んできたら開けて座れる席を増やします。空いてきたらまた閉めます。お店の広さ以上には、席は増やせません。
- 開いている席のエリア動いているサーバー
- 混んできたら開ける負荷が上がったら台数を増やす
- 空いたら閉める負荷が下がったら台数を減らす
- お店の広さ最大台数
お店では店員さんが様子を見て開けますが、オートスケーリングは決めておいた条件で自動で増減します。
ちょっと確認
Q14択
オートスケーリングを「最小2・最大6」にしました。夜中にアクセスがほとんどないとき、台数はどうなる?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
増やす・減らすを自動で
最小・最大・ふだんの台数
AWSのEC2 Auto Scalingでは、まとめて管理するサーバーの集まり(Auto Scalingグループ)に「最小」「最大」「希望する台数」を決めます。最小より減らず、最大より増えません。「CPUの使用率」などを見て、この範囲で台数を変えます
壊れた台の入れ替え
このページのまとめ
- オートスケーリング
- 負荷に合わせて台数を自動で増減するしくみ
- 最小台数・最大台数
- これより減らない・これより増えない台数
- ヘルスチェック
- サーバーが正しく動いているかを定期的に確かめること
- Auto Scalingグループ
- AWSで、まとめて台数を管理するサーバーの集まり
先輩のひとことの意味
先輩「セールの夜は、負荷で台数が自動で増えるようにしてあります」
「アクセスが増えてサーバーの負荷が上がったら、人が作業しなくても台数が自動で増える。落ち着いたら減る」という意味です。構成図の「最小2・最大6」は、ふだんは2台、多いときでも6台まで、という範囲です。
練習問題で確かめる
Q2同期のひとこと
同期「オートスケーリングの最大台数、とりあえずすごく大きくしといたよ」
何が心配?
参考資料
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