サーバー
サーバーは、「頼まれたら、何かを返す役」をしているコンピューターです。
頼む側のことは クライアント と呼びます。あなたのパソコンやスマホは、ふだんクライアントの役をしています。
- サーバーは「頼まれたら何かを返す役」のコンピューター。中身はふつうのPCと同じで、役割の名前
- 頼む側を「クライアント」と呼ぶ。自分のPCやスマホがクライアント
- サーバーはずっと動いていて、画面のない遠くの場所にあることが多い
- 仕事の中身で「Webサーバー」「DBサーバー」と呼び分ける
身近な例えで理解する
宿泊客が部屋から内線で「毛布をください」「近くのおいしいお店を教えて」と頼むと、フロントが毛布やお店の情報を届けてくれます。
- 宿泊客クライアント(頼む側)
- フロントサーバー(頼まれて返す側)
- 内線でのお願いリクエスト
- 届いた毛布や情報レスポンス
フロントは客室とは別の階にあって、宿泊客からは見えません。それでも夜中でも内線が鳴るのを待っていて、いつ頼んでも応えてくれます。サーバーも同じで、見えない場所でずっと動き続け、頼まれるのを待っています。
ちょっと確認
次のうち、サーバーの役をしているものはどれでしょう?
例えを外して、実際のしくみ
「サーバー」は役割の名前
中身は、CPU・メモリ・ストレージ(データを保存する場所)と、パソコンと同じ種類の部品でできています。違うのは役割で、頼まれて返す役をしているコンピューターをサーバーと呼びます。ただし、止まらずに動き続けられるよう、丈夫に作られていることが多いです。
クライアントが頼み、サーバーが返す
Webサイトを見るとき、ブラウザ(クライアント)は「このページをください」という リクエスト をサーバーに送ります。サーバーはそれを受けて、ページの中身を レスポンス として返します。ページが表示されるまでの裏側では、このやりとりが行われています。
ずっと動いていて、たいてい遠くにある
サーバーは、いつ頼まれても応えられるよう、基本的に電源を入れたまま動き続けています。置き場所は会社のサーバールームやデータセンター、最近はクラウドが多く、画面やキーボードはつながっていないのがふつうです。そのため、作業するときは自分のパソコンからネットワーク越しに接続します。
仕事の中身で呼び名が変わる
ページを返すなら「Webサーバー」、データをしまっておくなら「DBサーバー」、メールを預かって届けるなら「メールサーバー」と、担当している仕事で呼び分けます。
このページのまとめ
- サーバー
- 頼まれたら何かを返す役のコンピューター
- クライアント
- 頼む側(自分のパソコンやスマホ、ブラウザ)
- リクエスト
- クライアントからサーバーへのお願い
- レスポンス
- サーバーからクライアントへの返事
先輩のひとことの意味
先輩配属初日、画面を見ながら先輩から:「あれ、サーバー落ちてる?」 サーバーという言葉は聞いたことがあっても、自分のパソコンと何が違うのかはよく分からない、という人のための1ページです。
サーバーが止まっていたり、うまく動かなくなっていたりして、頼んでも返事が返ってこない状態のことです。ホテルなら内線をかけても誰も出ないフロント、料理なら注文を出しても何も出てこない厨房です。だからこそ、サーバーは止まらないことが大事にされています。
練習問題で確かめる
このとき、何が起きているでしょう?
参考資料
ご意見・「これで例えて!」を募集しています
ご意見・ご感想・質問・間違いのご指摘など、何でもお気軽にお寄せください。「この言葉も例えで説明してほしい」「こんな例えなら分かりやすい」という声をもとに、新しいページや例えを作ります。
- 説明してほしいITの言葉
- 例えてほしい場面(部活・アルバイト・家事など)
- 分かりにくかったところ・間違いのご指摘
意見箱は準備中です。