Webサーバー・APサーバー
改修範囲の /news/ のページを開いたら、画像はすぐ出るのに、お知らせ一覧だけなかなか出ません
- Webサーバーは、ブラウザからのリクエストを最初に受けて、画像やHTMLなど用意済みのファイル(静的なコンテンツ)をそのまま返す
- APサーバー(アプリケーションサーバー)は、プログラムを動かして、そのつど中身が変わるページ(動的なコンテンツ)を作る
- ふつうは Webサーバー → APサーバー の順に頼みごとが渡り、APサーバーが作った結果をWebサーバーがブラウザに返す
- 「APサーバーが詰まる」は、作る仕事がたまって返事が遅れている状態
身近な例えで理解する
棚に並んだパンは、レジでそのまま袋に入れて渡します。サンドイッチの注文は、レジの人が奥の調理担当に伝え、作ってもらってから渡します。
- レジの人Webサーバー(最初に受けて、最後に渡す)
- 棚に並んだパン静的なコンテンツ(画像・HTMLファイルなど)
- 奥の調理担当APサーバー
- 注文を受けて作るサンドイッチ動的なコンテンツ(お知らせ一覧など)
注文が重なると、棚のパンはすぐ買えるのに、サンドイッチだけ待たされます。これが「APサーバーが詰まっている」状態です。
ちょっと確認
まず、あやしいのはどこ?
例えを外して、実際のしくみ
Webサーバー
APサーバー
プログラムを動かす場所です。ログインした人の名前を入れたページや、最新のお知らせ一覧のように、そのつど中身が変わるもの(動的なコンテンツ)を作ります。データベースからデータを取ってくることも多いです
流れ
ブラウザ → Webサーバー → (作る必要があれば)APサーバー → Webサーバー → ブラウザ。ブラウザから見ると、相手はWebサーバー1つに見えます。01 サーバー では、Webサーバー と DBサーバー の2つに分けて紹介しました。実際には、その間にAPサーバーが入り、ページを作る仕事はAPサーバーが受け持つことが多いです。小さなサイトでは、1台のサーバーがWebサーバーとAPサーバーの両方の役をすることもあります
詰まるとどうなるか
APサーバーに仕事がたまると、作るページの返事が遅れたり、エラーになったりします。用意済みのファイルはWebサーバーが返すので、そちらは平気なことが多いです。この違いが原因を探す手がかりになります
このページのまとめ
- Webサーバー
- 最初にリクエストを受け、用意済みのファイルを返す係
- APサーバー
- プログラムを動かして、そのつど中身が変わるページを作る係
- 静的なコンテンツ
- 誰が見ても同じ、用意済みのファイル(画像・HTMLなど)
- 動的なコンテンツ
- 見る人や時間で中身が変わる、その場で作るページ
先輩のひとことの意味
先輩「一覧はAPサーバーが作ってるからね。今日はAPサーバーが詰まってるのかも」
画像は用意済みのファイルなので、Webサーバーがすぐ返せます。お知らせ一覧はAPサーバーがその場で作っているので、APサーバーの仕事がたまると、一覧だけ遅くなります。「遅いのはサイト全体ではなく、ページを作る係のところだろう」という意味です。
練習問題で確かめる
次のうち、動的なコンテンツ(その場で作るもの)はどれ?
お知らせ一覧のページを開いたときの流れを、正しい順に並べてください。
下のカードを、正しい順にタップしてください。
参考資料
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