ログ
配属して数週間。朝、総務から「備品予約システムが、10時ごろからときどき開けない」と問い合わせが来ました。先輩に相談すると
ログは、サーバーやソフトが「いつ・どこで・何が起きたか」を書き残した記録です。
調子が悪いときは、まずログを読んで手がかりを探します。
- ログは、サーバーやソフトが「いつ・何が起きたか」を書き残した記録
- 1行のログには、多くの場合「時刻」「どこ(どのソフト)が」「内容」がまとまっている
- Linuxのログは多くが /var/log の下にある
- 問い合わせの時刻と、ログの時刻を突き合わせて読むのがコツ
身近な例えで理解する
病院では、受診のたびに「日付・どの科で・どんな症状で・何をしたか」がカルテに書き足されていきます。
- カルテの1回分の記録ログの1行
- 日付時刻
- どの科でどのソフトで
- 症状と処置エラーや警告の内容
- 医師が前の記録を読み返す不調のとき人がログを読む
調子が悪くなったとき、医師はまずカルテを読み返して、いつから・何があったかを確かめます。サーバーも同じで、ログを読めば、どこでつまずいたかの手がかりがつかめます。
ちょっと確認
サーバーのログに、ふつう記録されないものは?
例えを外して、実際のしくみ
1行に書かれていること
ログの置き場所
Linuxでは多くのログが /var/log というディレクトリの下にあります。ファイルの名前はOSやソフトによって違います
journalctl で読む
systemdという仕組みを使うOSでは、journalctl コマンドでログを読めます。-u サービス名 でサービスごと、--since で時刻を指定して絞れます
時刻で絞るのがコツ
ログは大量です。「10時ごろから開けない」なら、まず10時前後の行を見ます。エラーが出はじめた時刻が分かると、原因を探す範囲がぐっと狭まります
このページのまとめ
- ログ
- いつ・どこで・何が起きたかの記録
- 重要度
- エラー・警告・お知らせなど、出来事の重さの段階
- /var/log
- Linuxでログが多く置かれている場所
- journalctl
- systemdのログを読むコマンド
- エラーログ
- 不具合や異常を知らせる記録。不調のときにまず見る
先輩のひとことの意味
先輩「エラー出たらまずログ見て」
「あてずっぽうで直そうとせず、まずサーバーの記録を見て、いつから・何が起きているかを確かめて」という意味です。今回なら、問い合わせのあった10時ごろのログに、エラーが出ていないかを探します。読んでみると、10時ごろから「応答が遅い・時間切れ」というエラーが増えていました。次は、サーバーまで通信がそもそも届いているかを確かめます。
練習問題で確かめる
まずログのどこを見る?
問い合わせを受けてからの流れを、正しい順に並べてください。
下のカードを、正しい順にタップしてください。
参考資料
ご意見・「これで例えて!」を募集しています
ご意見・ご感想・質問・間違いのご指摘など、何でもお気軽にお寄せください。「この言葉も例えで説明してほしい」「こんな例えなら分かりやすい」という声をもとに、新しいページや例えを作ります。
- 説明してほしいITの言葉
- 例えてほしい場面(部活・アルバイト・家事など)
- 分かりにくかったところ・間違いのご指摘
意見箱は準備中です。