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HTTP/HTTPS

ネットワーク・セキュリティ

調べものが終わり、エラーは「サーバーの返事が遅すぎて時間切れになった」という意味だと分かりました。新人は総務に「調査中です。開けないときは、こちらのURLからもう一度開いてみてください」と返信を書いていました。URLは http:// で始まっています。それを見た

「httpsじゃないと危ないよ。ログイン画面だし」
「HTTP/HTTPS」って、何のことだろう…?

HTTPは、ブラウザとWebサーバーがページをやりとりするときの決まりです。

HTTPSは、そのやりとりを暗号化などで守ったもので、途中でのぞかれたり書きかえられたりしにくくなります。

このページで分かること読む 約3分・問題 3問
  • HTTPは、ブラウザとWebサーバーがやりとりするときの決まり(プロトコル)
  • HTTPSは、HTTPのやりとりをTLSという仕組みで守ったもの
  • 05で出てきた番号の続き:番号を書かなければ、httpは80番、httpsは443番が使われる
  • HTTPのままだと、パスワードなどが途中でそのまま読まれるおそれがある

身近な例えで理解する

お店の窓口で用件を伝えると、担当者が答えてくれます。人の多いカウンターで話すと、後ろに並んでいる人にも話の中身が聞こえてしまいます。住所や連絡先のような大事な話は、仕切られた相談室に移って話せば、外には聞こえません。また、担当者が首から下げている、会社が発行した社員証を見れば、本当にその会社の人か確かめられます。

  • 用件を伝える答えてもらう → リクエスト → レスポンス(HTTPのやりとり)
  • 人の多いカウンターで話すHTTP(中身がそのまま流れ、途中で読まれるおそれがある)
  • 仕切られた相談室で話すHTTPS(中身が暗号化され、途中の人には分からない)
  • 社員証で、本当にその会社の人か確かめる証明書で、つないだ相手が本物のサーバーか確かめる

カウンターでも相談室でも、「頼む → 答える」のやりとりそのものは同じで、話す場所の守りが違うだけです。HTTPSも、HTTPのやりとりをTLSで守ったもので、やりとりの決まりはHTTPと同じです。違うところもあります。社員証は担当者の会社が出したものですが、HTTPSの証明書は、サーバーの持ち主とは別の、信頼できる発行元が出したものです(→59 SSL/TLS証明書)。

ちょっと確認

Q1先輩のひとこと
先輩「このログイン画面、http:// で開いてるよ」

何が危ない?

例えを外して、実際のしくみ

ここからは実際のしくみ
リクエストとレスポンス

ブラウザは「どのページがほしいか」を書いたリクエストを送り、サーバーはページの中身と、結果を表す番号(ステータスコード。200 は成功、404 は見つからない、など)を返します

HTTPSで守られること

TLSという仕組みで、①途中でのぞかれない(暗号化)、②途中で書きかえられたら分かる、③つないだ相手が本物のサーバーか確かめられる、の3つが守られます

05 ポート番号の続き

URLに番号を書かなければ、http:// は80番、https:// は443番が使われます。前に「443番が開いているか確認して」と言われたのは、HTTPSの窓口だったからです

httpのままの危なさ

HTTPでは中身がそのまま流れるので、途中の機器でパスワードなどを読まれるおそれがあります。社内のシステムでも、ログインがあるならHTTPSを使います

このページのまとめ

HTTP
ブラウザとWebサーバーがやりとりする決まり(80番)
HTTPS
TLSで守ったHTTP(443番)
リクエスト / レスポンス
「ください」と頼む / 中身と結果を返す
ステータスコード
結果を表す番号(200 成功、404 見つからない など)

先輩のひとことの意味

先輩「httpsじゃないと危ないよ。ログイン画面だし」

「http:// のURLで案内すると、総務の人がログインしたとき、パスワードが暗号化されずに流れてしまう。https:// のURLで案内して」という意味です。新人はURLを https:// に直して送りました。さて、問い合わせの本題である「ときどき開けない」の原因は、まだ分かっていません。次はサーバーの中を見ていきます。

練習問題で確かめる

Q24択

URLを https://example.jp/ のようにポート番号を書かずに開いたとき、使われるポート番号は?

Q34択

HTTPSにすることで得られるものとして、間違っているものはどれ?

参考資料

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