暗号化(共通鍵・公開鍵)
「ハッシュって、暗号化のことですか?」と聞いた新人に
「ハッシュと暗号化は別物。暗号化は鍵があれば元に戻せるんだ」
「暗号化(共通鍵・公開鍵)」って、何のことだろう…?
暗号化は、鍵がないと読めない形にデータを変えることです。
正しい鍵を持つ人だけが、元に戻して(復号して)読めます。
このページで分かること
- 暗号化は、データを鍵がないと読めない形にすること
- 共通鍵暗号は、かけるのも外すのも同じ鍵
- 公開鍵暗号は、公開鍵と秘密鍵のペアを使う
- HTTPSやSSHの通信は、2つを組み合わせている
身近な例えで理解する
番号錠は、閉めるのも開けるのも同じ番号です。家族と自転車を共有するなら、番号を伝えなければなりません。
- 錠をかける暗号化
- 番号共通鍵(かけるのも外すのも同じ鍵)
- 番号を家族に伝える相手に鍵を渡す
- 伝えるのを他人に聞かれる鍵が漏れると、誰でも開けられてしまう
ちょっと確認
Q14択
ハッシュと暗号化の違いとして正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
ハッシュとの違い
ハッシュは計算で元に戻せません。暗号化は鍵があれば元に戻せます。パスワードの保存は「戻す必要がない」のでハッシュ、通信やファイルは「相手が読む必要がある」ので暗号化を使います
共通鍵暗号
処理が速く、大きなデータの暗号化に向いています。弱点は、相手と同じ鍵を持つために、鍵をどうやって安全に渡すかです(資料によっては「秘密鍵暗号」とも呼びますが、公開鍵暗号の「秘密鍵」とは別物です)
公開鍵暗号
このページのまとめ
- 暗号化 / 復号
- 鍵で読めない形にする / 鍵で元に戻す
- 共通鍵暗号
- かけるのも外すのも同じ鍵。速いですが、鍵の渡し方がむずかしいです
- 公開鍵暗号
- 公開鍵と秘密鍵のペア。公開鍵は配ってかまいません
- 秘密鍵
- ペアのうち自分だけが持つ鍵。誰にも渡しません
先輩のひとことの意味
先輩「ハッシュと暗号化は別物。暗号化は鍵があれば元に戻せるんだ」
ハッシュは元に戻せない計算で、パスワードの保存に使います。暗号化は、正しい鍵を持つ人なら元に戻して読めるしくみで、通信やファイルを守るのに使います。「戻せるかどうか」と「鍵があるかどうか」が、2つの違いです。
練習問題で確かめる
Q24択
公開鍵暗号で、ほかの人に渡してはいけないものは?
Q3先輩のひとこと
先輩「共通鍵暗号だけだと、困ることがあるんだよね」
何が困る?
参考資料
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