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DDoS攻撃

セキュリティ

WAFの話を聞いた日の午後、監視のアラートが鳴りました。会社のWebサイトへのアクセスのグラフが、急に跳ね上がっています

「アクセスが急に増えてる。DDoSかもしれないから、まず中身を見よう」
「DDoS攻撃」って、何のことだろう…?

DoS(ドス)攻撃は、大量の通信などを送りつけて、Webサイトなどのサービスを使えなくする攻撃のことです。

それをたくさんの機器から一斉に行うのが、DDoS(ディードス)攻撃です。

このページで分かること読む 約3分・問題 2問
  • DoS攻撃は、大量の通信やリクエストを送りつけて、サービスを使えなくする攻撃
  • 使われるのは、乗っ取られたパソコンや家庭のルーター・カメラなどのIoT機器の集まり(ボットネット)
  • 守り方は、クラウドや回線の会社のDDoS対策、CDN、WAFの回数制限、余裕のある構成や台数を増やすしくみ、普段の通信量を知っておく監視
  • アクセスが増えた理由は、攻撃とはかぎらない(セールやニュースで本当にお客さんが増えた)

身近な例えで理解する

お店の電話に、大勢から一斉にいたずら電話がかかってきます。電話がふさがって、本当に注文したいお客さんの電話がつながりません。

  • お店の電話Webサイト(サーバーや回線)
  • 大勢からのいたずら電話たくさんの機器からの大量の通信
  • 本当のお客さんがつながらない本当の利用者がサイトを使えない
  • かけてくる番号がばらばら送り元がばらばらで、1つずつ止めてもきりがない

ちょっと確認

Q14択

DDoS攻撃の説明として正しいものは?

例えを外して、実際のしくみ

ここからは実際のしくみ
しくみ

攻撃に使われるのは、乗っ取られたパソコンや、家庭のルーター・カメラなどのIoT機器の集まり(ボットネット)です。持ち主が気づかないうちに、攻撃に加わっていることがあります

守り方

クラウドや回線の会社が用意しているDDoS対策を使います(AWSでは、基本の対策が追加料金なしで含まれています)。CDN(→58)で受け止める、WAF(→67)で同じ相手からの多すぎるリクエストを止める、台数を増やせるようにしておく(→28、86 オートスケーリング。ただし台数が増えれば料金も増えるので、上限も決めておく)、などを組み合わせます

普段を知っておく

いつもの通信量を監視(→20)で知っておくと、「いつもと違う」にすぐ気づけます。アクセスが増えたら、時間帯、送り元の広がり方、どのページへのリクエストかを見て、本物のお客さんか攻撃かを考えます

攻撃に加わらない

自分たちの機器や家のルーターを更新し(→19)、初期パスワードを変えておきます。乗っ取られた機器は、ほかの人への攻撃に使われます

このページのまとめ

DoS攻撃
大量の通信などで、サービスを使えなくする攻撃
DDoS攻撃
たくさんの機器から一斉に行うDoS攻撃
ボットネット
乗っ取られて、攻撃に使われる機器の集まり
アクセス急増
攻撃のこともあれば、本物のお客さんが増えただけのこともあります

先輩のひとことの意味

先輩「アクセスが急に増えてる。DDoSかもしれないから、まず中身を見よう」

「アクセスのグラフが急に上がった。たくさんの機器からの攻撃でサイトを止めようとしている(DDoS)のかもしれない。でも、セールなどで本当にお客さんが増えただけのこともあるので、決めつけずに、どこから・どのページに・どんなリクエストが来ているかを確かめよう」という意味です。

練習問題で確かめる

Q2先輩のひとこと
先輩「Webサイトへのアクセスが、急にいつもの10倍になってる」

まず何をする?

参考資料

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