フィッシング
朝、「パスワードの有効期限が切れます。今すぐこちらから更新してください」というメールが届きました。リンク先は https:// で始まっています
フィッシングは、本物そっくりのメールや偽のWebサイトで、パスワードなどを自分から入力させてだまし取る手口です。
「リンクを踏む」は、メールの中のリンクを押して開くことです。
- フィッシングは、本物そっくりのメールやSMS、偽のWebサイトで、IDやパスワード、カード番号などを入力させてだまし取ること
- 「今すぐ」「アカウントが止まります」のように、急がせたり不安にさせたりする文面が多い
- 守り方は、メールやSMSのリンクから開かず、ブックマークや公式アプリから開くこと
- もし入力してしまっても、隠さずまず報告する
身近な例えで理解する
えさをつけた針を水にたらし、魚が食いつくのを待ちます。フィッシング(phishing)という名前も、「つり(fishing)」から来ています。
- えさ「アカウントが止まります」「当選しました」などの文面
- 針偽のログイン画面
- 魚が食いつくリンクを開いて、パスワードを入力してしまう
- えさに近づかない魚は釣られないメールのリンクから開かない人はだまされにくい
ちょっと確認
どうすればいいでしょう?
例えを外して、実際のしくみ
見た目では見分けにくい
送り主の名前や画面のデザインは、いくらでも本物に似せられます。HTTPSの鍵マークが保証するのは、「アドレス欄に出ているドメイン名のサイトと、暗号化してつながっている」ことまでです。偽サイトも、本物に似せた別のドメイン名で証明書を取れるので、鍵マークが出ていても「正しい会社のサイト」の保証にはなりません。本物かどうかは、ドメイン名を自分で確かめます(→59 SSL/TLS証明書)。また、ブラウザによっては鍵マークを出さず、暗号化されていないときだけ「保護されていない通信」と表示するものもあります。見るべきなのは、鍵の有無よりアドレス欄のドメイン名です
いちばん効く習慣
メールやSMSのリンクからは開きません。いつものブックマークや公式アプリからログインして、本当にお知らせがあるかを確かめます
このページのまとめ
- フィッシング
- 本物そっくりのメールや偽サイトで、パスワードなどを入力させてだまし取る手口
- 偽サイト
- 本物の見た目をまねたWebサイト
- リンクを踏む
- メールなどの中のリンクを押して開くこと
- ブックマークから開く
- 自分で登録した本物のURLから開く、いちばん確実な守り方
先輩のひとことの意味
先輩「怪しいメールのリンク、踏まないでね。踏んじゃったらすぐ言って」
「メールのリンクから開かず、いつものブックマークや公式アプリで確かめて。もし開いたり入力したりしてしまったら、隠さずにまずすぐ教えて。早く分かれば、パスワードを変えるなど、被害を止める手を打てるから」という意味です。
練習問題で確かめる
「リンク先はHTTPSで鍵マークも出ているから、本物のサイトだ」この考えについて正しいものは?
偽サイトにパスワードを入力してしまったと気づいた。まずすることは?
参考資料
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