総当たり攻撃(ブルートフォース)
アクセス急増はセールの告知によるものと分かった翌日。社内ツールのログイン画面のログを見ていた
総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)は、パスワードを当たるまで次々に試して、ログインしようとする攻撃です。
「力ずく(brute force)」で開けようとするので、この名前がついています。
- 総当たり攻撃(ブルートフォース)は、パスワードを当たるまで次々に試してログインしようとする攻撃
- 仲間の攻撃に、ほかのサイトから漏れたIDとパスワードの組をそのまま試すもの(パスワードリスト攻撃)がある
- サービス側の守り方は、失敗の回数を制限する・多要素認証・ログを見張る・SSHは鍵でログインして送り元を絞る
- 利用する側の守り方は、長いパスワードにする・使い回さない
身近な例えで理解する
番号を知らない人でも、000から順に回していけば、いつかは開きます。けたが多い錠ほど、全部試すのに時間がかかります。
- 番号を順に回すパスワードを次々に試す
- 錠のけたの数パスワードの長さ
- けたが多いと時間がかかる長いパスワードほど当てられにくい
- 番号を回す回数に決まりはない回数制限がないと、いくらでも試せる
ちょっと確認
総当たり攻撃(ブルートフォース)の説明として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
仲間の攻撃
よくあるパスワードを、たくさんのアカウントに少しずつ試すもの(パスワードスプレー)や、ほかのサイトから漏れたIDとパスワードの組をそのまま試すもの(パスワードリスト攻撃)もあります。パスワードを使い回していると、ほかのサイトで漏れた分で入られてしまいます
サービス側の守り方
サーバーのSSH
利用する側の守り方
長いパスワードにする、サービスごとに変える(使い回さない)、多要素認証をオンにする、の3つです。覚えきれないときは、パスワード管理のしくみを会社のルールに従って使います
このページのまとめ
- 総当たり攻撃(ブルートフォース)
- パスワードを当たるまで次々に試す攻撃
- パスワードリスト攻撃
- ほかから漏れたIDとパスワードの組を試す攻撃
- 回数制限(ロック)
- 失敗が続いたら、しばらくログインできなくするしくみ
- 使い回し
- 同じパスワードを複数のサービスで使うこと。リスト攻撃に弱くなります
先輩のひとことの意味
先輩「ログイン失敗のログが大量に出てる。総当たりされてるね」
「誰かがパスワードを当てようとして、次々にログインを試している。失敗の記録がたくさん残っているのはそのため。回数制限や多要素認証が効いているか、そして失敗のあとに成功しているログインがないかを確かめよう」という意味です。
練習問題で確かめる
「ほかのサイトでパスワードが漏れたらしい。でも、このサイトは関係ないから大丈夫」この考えが危ないのはなぜ?
左の守り方と、それが効く理由を組み合わせましょう。
左から1つ選び、次に右から合うものを選んでください。
参考資料
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