SSL/TLS証明書
- SSL/TLS証明書は、「このサーバーは、このドメイン名のサイトのものです」と、認証局(CA)という第三者が証明するデータ
- ブラウザは、証明書が信頼できる認証局から出ているか・ドメイン名が合っているか・期限内かを確かめる
- 証明書には有効期限がある
身近な例えで理解する
運転免許証は、公的な機関が本人確認をしたうえで発行します。窓口では、名前と写真を見て「本人か」、日付を見て「期限内か」を確かめてから、身分証として受け付けます。
- 免許証SSL/TLS証明書
- 発行する公的な機関認証局(CA)
- 名前と写真で本人と分かる証明書に載っているドメイン名と、つないだサイトが合っている
- 期限が切れた免許証は身分証として使えないことがある期限切れの証明書では警告が出る
自分で作った手書きのカードは身分証になりません。信頼されている機関が出したものだから、窓口が信じてくれます。
ちょっと確認
正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
証明書の役割
ブラウザが確かめること
ブラウザやOSには、信頼する認証局の一覧が入っています。サイトの証明書が、その認証局から(つながりをたどって)出されているか、ドメイン名が合っているか、期限内かを確かめます。どれかがだめだと、「この接続ではプライバシーが保護されません」のような警告を出します(文言はブラウザによって違います)。問題がなければ、アドレス欄に鍵マークなどが出ます(表示はブラウザによって違います)。鍵マークが保証するのは、表示中のドメイン名のサイトと暗号化してつながっていることまでです。偽サイトも、本物に似せた別のドメイン名で証明書を取れるので、本物の会社のサイトかは、ドメイン名を自分で確かめます(→63 フィッシング)
このページのまとめ
- SSL/TLS証明書
- つないだサーバーが、そのドメイン名のサイトのものだと証明するデータ
- 認証局(CA)
- 確認したうえで証明書を発行する、信頼された第三者
- 有効期限
- 証明書を使ってよい期限。切れるとブラウザが警告を出す
- 自動更新
- 期限が来る前に、しくみが自動で証明書を取り直すこと
- 鍵マーク
- 表示中のドメイン名のサイトと暗号化してつながっている印。本物の会社のサイトかは、ドメイン名を自分で確かめる
先輩のひとことの意味
先輩「来月、サイトの証明書の期限が切れるから更新しといて。切れると警告が出て、みんなサイトを見られなくなるからね」
サイトの証明書は来月で有効期限が切れます。切れると、見に来た人のブラウザが警告を出し、多くの人がそこで引き返してしまいます。「期限が切れる前に、新しい証明書に取りかえておいて」という意味です。できれば、次からは自動で更新されるようにしておくと安心です。
練習問題で確かめる
SSL/TLS証明書を発行し、「このサーバーは、このドメイン名のサイトのもの」と証明するのは誰?
証明書の期限切れを防ぐための考え方として、いちばんよいものは?
参考資料
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