アップデート(パッチ)
総務から「20時なら大丈夫です」と返事がありました
「再起動のついでに、このサーバーにもパッチを当てちゃおう。この前の脆弱性、こっちのサーバーはまだだったよね」
「アップデート(パッチ)」って、何のことだろう…?
このページで分かること
- アップデートは、ソフトを新しい版にすること
- 脆弱性は、見つかって知られると狙われやすくなる
- Linuxでは、パッケージ管理のコマンド(apt や dnf)でまとめて更新できる
- 本番のサーバーでは、いきなり当てず、時間を決めて・できれば先に検証環境で試してから当てる
身近な例えで理解する
マンションのエレベーターは、点検で傷んだ部品が見つかると、新しい部品に交換します。
- 傷んだ部品不具合や脆弱性のあるソフト
- 新しい部品に交換するパッチを当てる
- 作業のあいだ使えない更新・再起動のあいだサービスが止まる
- 張り紙で日時を知らせ、使う人の少ない時間に行う利用者に知らせ、少ない時間に当てる
傷んだ部品をそのままにはしませんが、住人が困らないように日時を決めて交換します。パッチも、当てて再起動するあいだはサービスが止まるので、時間を決めて行います。
ちょっと確認
Q1先輩のひとこと
先輩「このサーバー、パッチは出てるけど、まだ当ててないんだよね」
どういう状態?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
知られた弱点は狙われやすい
脆弱性とパッチが公表されると、その弱点は多くの人に知られます。パッチを当てていないサーバーは、知られた弱点を残したままになるので、早めに当てます
このページのまとめ
- アップデート
- ソフトを新しい版にすること
- パッチ
- 不具合や脆弱性を直すための修正(あて布)
- パッチを当てる
- その修正をサーバーに入れること
- 再起動が要る更新
- カーネルなど、再起動して初めて使われる更新
先輩のひとことの意味
先輩「再起動のついでに、このサーバーにもパッチを当てちゃおう。この前の脆弱性、こっちのサーバーはまだだったよね」
「前に別のサーバーで直した脆弱性のパッチが、この備品予約システムのサーバーにはまだ入っていない。どうせ今夜は再起動して止めるのだから、その時間にパッチも当てて、再起動で新しい版に切り替えよう」という意味です。同じパッチは、先週ほかのサーバーと検証環境に当てて、問題なく動くことを確かめてあります。20時、新人は先輩と一緒にパッチを当て、サーバーを再起動しました。システムは問題なく動いています。でも、またメモリがいっぱいになったら、どうやって気づけばいいのでしょう。
練習問題で確かめる
Q24択
カーネル(OSの中心部分)の更新を入れました。新しいカーネルが使われるのはいつ?
参考資料
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