ロードバランサー
Webサーバーを2台に増やしました。「社員にはどっちのサーバーのアドレスを教えればいいですか?」と聞くと
ロードバランサーは、届いたアクセスを、後ろにある何台かのサーバーに振り分ける「入口の係」です。
使う人はロードバランサーだけを知っていればよく、どのサーバーで処理されるかは気にしなくてかまいません。
- ロードバランサーは、届いたアクセスを、後ろにある何台かのサーバーに振り分ける役
- ヘルスチェック:ロードバランサーは、後ろのサーバーが元気かを定期的に確かめ、応答しないサーバーには振り分けない
- 前に読んだ言葉とのつながり:入口のアドレスにはDNSで名前をつけ、443番で受ける
身近な例えで理解する
スーパーで、レジ待ちの列を1本にまとめ、先頭のお客さんに「3番のレジへどうぞ」と、空いたレジを案内する係がいます。休止中のレジには案内しません。
- 案内係ロードバランサー
- いくつも並んだレジ後ろにある何台かのサーバー
- お客さんは列に並ぶだけ使う人はロードバランサーにアクセスするだけ
- 休止中のレジには案内しない止まっているサーバーには振り分けない
ちょっと確認
ロードバランサーの役割として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
振り分ける
ヘルスチェック
ロードバランサーは、後ろのサーバーに定期的に「元気?」と確かめのアクセスを送ります。決められた回数続けて応答がないサーバーには、新しいアクセスを振り分けなくなります。だから1台が止まっても、使う人はほとんど気づきません
入口を1つにまとめるよいところ
ほかのクラウドでも同じ
AWSでは Elastic Load Balancing(ELB)、Google Cloud では Cloud Load Balancing、Azure では Azure Load Balancer などが同じ役割です。ロードバランサーも、置いてある時間(アクセスがなくても)と、処理した量に応じて料金がかかります。使い終わったら削除します
このページのまとめ
- ロードバランサー
- 届いたアクセスを、後ろの何台かのサーバーに振り分ける入口の係
- ヘルスチェック
- 後ろのサーバーが元気か定期的に確かめること
- 振り分け先から外す
- 応答しないサーバーには、新しいアクセスを送らないこと
- 入口は1つ
- サーバーが増えても減っても、使う人が知るアドレスは変わらない
先輩のひとことの意味
先輩「どっちも教えなくていいよ。2台の前にロードバランサーを置いて、そこのアドレスだけ教えて」
サーバーのアドレスを社員に直接教えると、サーバーを増やしたり1台止まったりしたときに困ります。2台の前に振り分け役を置けば、社員はその入口だけ知っていればよく、どちらのサーバーが処理するかはロードバランサーが決めてくれる、という意味です。
練習問題で確かめる
社員に「このアドレスにアクセスしてね」と教えるのは、どれ?
参考資料
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