仮想化
東京リージョンでインスタンスを作ったら、数分で使えるようになりました。驚いていると
仮想化は、1台の物理的なコンピューターの中に、何台ものコンピューターがあるように見せるしくみです。
その1台1台を仮想マシン(仮想サーバー)と呼びます。「02 クラウド・インスタンス」で出てきた仮想サーバーは、この仮想マシンのことです。
- 仮想化は、1台の物理的なコンピューターの中に、何台ものコンピューターがあるように見せるしくみ
- ハイパーバイザーというソフトが、CPU・メモリ・ディスクを仮想マシンに分けて渡し、仮想マシンどうしが互いの中身を見られないように区切っている
- 機械を買って置く必要がないので、数分で作れて、いらなくなればすぐ消せる
- クラウドのインスタンスは、クラウドの会社の物理サーバーの上で動く仮想マシン
身近な例えで理解する
大きな宴会場は、動かせる壁で仕切って、小さな部屋をいくつも作れます。部屋ごとに別の会社が会議をしていても、仕切りがあるので隣の部屋には入れません。人数が増えれば、仕切りを動かして部屋を広くできます。
- 大きな宴会場物理サーバー
- 仕切られた1つ1つの部屋仮想マシン
- 仕切りを動かして部屋を作る会館の係ハイパーバイザー
- 隣の部屋には入れない仮想マシンどうしは中身を見られない
- 仕切りを動かして広さを変える仮想マシンのCPU・メモリを増やす・減らす
ちょっと確認
仮想化の説明として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
ハイパーバイザー
物理サーバーの上で動き、CPU・メモリ・ディスク・ネットワークを、それぞれの仮想マシンに分けて渡すソフトです。仮想マシンの中から見ると、自分専用のコンピューターがあるように見えます。仮想マシンどうしが互いのメモリなどをのぞけないよう、ハイパーバイザーが区切っています
仮想マシンの中には、ふつうにOSが入る
すぐ作れて、すぐ消せる
物理サーバーを新しく買うと、届くまでに日数がかかります。仮想マシンは、すでに動いている物理サーバーの一部を割り当てるだけなので、数分で用意できます。CPUやメモリの量を選び直すこともできます(→28 スケールアップ・スケールアウト)
このページのまとめ
- 仮想化
- 1台のコンピューターの中に、何台もあるように見せるしくみ
- 仮想マシン(仮想サーバー)
- 仮想化で作られた1台1台のコンピューター。クラウドのインスタンスも、ふつうはこれです
- ハイパーバイザー
- CPU・メモリなどを仮想マシンに分けて渡し、区切るソフト
- 物理サーバー
- 実際に機械として存在するサーバー。クラウドの会社が管理する
先輩のひとことの意味
先輩「インスタンスは仮想サーバーだからね。1台の物理サーバーを仮想化して、分けて使ってるんだよ」
新人が作ったインスタンスは、クラウドの会社のデータセンターにある大きな物理サーバーの「一部分」です。ハイパーバイザーが物理サーバーを区切り、そのうちの1つを新人用の仮想マシンとして渡しています。機械を買って届くのを待つ必要がないので、数分で使えるようになった、という意味です。
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それができる一番の理由は?
参考資料
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