マネージドサービス
Webサーバー2台とロードバランサーができました。最後に、データを保存するデータベース(DB →53)を用意します。「インスタンスをもう1台作って、DBのソフトを入れればいいですか?」と聞くと
「DBは自前で建てずに、マネージドで作ろう」
「マネージドサービス」って、何のことだろう…?
このページで分かること
- マネージドサービスは、サーバーの面倒な管理(OSやソフトの更新、バックアップ、故障したときの切り替えなど)を、クラウドの会社が引き受けてくれるサービス
- 自前で建てる(インスタンスにソフトを入れる)と、OSの更新もバックアップも全部自分の仕事
- それでも全部おまかせではない
- 自由にさわれる部分は減る(OSにログインできないなど)
身近な例えで理解する
持ち家なら、給湯器が壊れたら自分で業者を探して直します。賃貸なら、建物や備え付けの設備の修理は大家さんや管理会社が手配してくれます。でも、部屋の中の家具や、鍵をなくさないことは自分の責任です。壁に穴を開けるような自由もありません。
- 持ち家自前で建てる(インスタンスにDBのソフトを入れ、OSから上の手入れを全部自分で行う)
- 賃貸マネージドサービス
- 設備の修理は管理会社OSやソフトの更新、故障の対応はクラウドの会社
- 家具や鍵は自分の責任・壁に穴は開けられないデータや権限は使う側の責任・自由にさわれる部分は少ない
22の賃貸アパートの例えでは、建物(物理サーバー)はクラウドの会社が受け持ち、部屋(インスタンス)の中は自分で手入れしていました。ここでの「持ち家」は、その部屋の中の設備(OSやDBのソフト)を全部自分で直す状態のことです。マネージドサービスは、それに加えて部屋の中の設備の手入れまで任せる形です。
ちょっと確認
Q1先輩のひとこと
先輩「DBは自前で建てずに、マネージドで作ろう」
マネージドにすると、うれしいことは?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
自前で建てると全部自分の仕事
マネージドならクラウドの会社が受け持つ
それでも使う側に残る責任
このページのまとめ
- マネージドサービス
- 更新・バックアップ・故障対応などをクラウドの会社が引き受けるサービス
- 自前で建てる
- インスタンスにソフトを入れて、管理を全部自分たちで行うこと
- 使う側に残る責任
- データ、誰が使えるか(権限)、設定
- 責任共有モデル
- クラウドの会社と使う側で、受け持つところを分け合う考え方
先輩のひとことの意味
先輩「DBは自前で建てずに、マネージドで作ろう」
インスタンスにDBのソフトを自分で入れると、更新もバックアップも故障対応も全部自分たちの仕事になります。マネージドなDBサービスを使えば、そうした管理をクラウドの会社に任せられるので、小さなチームでも安心して運用できる、という意味です。ただし、誰がDBに入れるかの設定やデータを守るのは、引き続き自分たちの仕事です。
練習問題で確かめる
Q24択
マネージドサービスの説明として正しいものは?
参考資料
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