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リージョン・AZ

クラウド
社内向けの小さなシステムを、クラウドに自分で作ることになりました。最初の画面で
「社内向けだから東京リージョンでいいよ。AZは2つに分けておいてね」
「リージョン・AZ」って、何のことだろう…?

リージョンは、クラウドのデータセンターがある「地域」です。

AZ(アベイラビリティーゾーン)は、その地域の中にある、建物も電源も別々のデータセンターのまとまりです。リージョンで「どの地域に置くか」を選び、AZで「その地域のどの設備に置くか」を分けます。

このページで分かること読む 約3分・問題 3問
  • リージョンは、クラウドのデータセンターがある「地域」(東京、大阪など)
  • AZ(アベイラビリティーゾーン)は、1つのリージョンの中にある、建物も電源も別々のデータセンターのまとまり
  • リージョンは「使う人に近いか」「使いたいサービスがあるか」「データを置いてよい国・地域か」で選ぶ
  • 大事なシステムは、AZを2つ以上に分けて置くと、1か所が止まっても全部は止まらない

身近な例えで理解する

倉庫会社は、地域ごとに拠点を持っています。1つの地域の中にも、離れた場所に倉庫が何か所かあります。大事な荷物を同じ地域の2つの倉庫に分けて預ければ、片方が水につかっても、もう片方は無事です。

  • 倉庫会社の地域拠点(東京、大阪…)リージョン
  • 地域の中の、離れた別々の倉庫AZ
  • 2つの倉庫に分けて預ける2つのAZに分けて置く
  • 東京の荷物は、頼まないと大阪に移されないリージョンをまたいだコピーは自動では行われない

ちょっと確認

Q14択

リージョンとAZの関係として正しいものは?

例えを外して、実際のしくみ

ここからは実際のしくみ
リージョン

クラウドの会社が世界中に持っている、データセンターの地域です。AWSなら東京は ap-northeast-1、大阪は ap-northeast-3 という名前(リージョンコード)がついています。作ったサーバーなどは、選んだリージョンの中に置かれます。多くのサービスでは、管理画面でリージョンを切り替えないと、そのリージョンに作ったものは表示されません(「サーバーが消えた!」と思ったら、まず選んでいるリージョンを確かめます)

AZ(アベイラビリティーゾーン)

1つのリージョンの中に複数あります。1つのAZは1つ以上のデータセンターでできていて、電源・ネットワークもそれぞれ用意されています。AZどうしは離れた場所にあるので、火事や水害はふつう1つのAZにしか影響しません。AZどうしは速い回線でつながっています

リージョンの選び方

使う人に近いか(近いほど速い)、使いたいサービスがそのリージョンにあるか、データを置いてよい国・地域か(会社や法律の決まり)を考えます。リージョンをまたいでデータをコピーしたいときは、自分で設定します

ほかのクラウドでも同じ考え方

Google Cloud にもリージョンとゾーンがあり、Azure にもリージョンと可用性ゾーン(Availability Zones)があります。呼び方は少し違っても、「地域を選び、その中の別々の設備に分けて置く」という考え方は同じです

このページのまとめ

リージョン
データセンターがある地域(東京、大阪など)
AZ
リージョンの中にある、建物・電源が別々のデータセンターのまとまり
リージョンの選び方
近さ・使えるサービス・データを置いてよい場所で選ぶ
AZを分けて置く
1つのAZが止まっても、全部は止まらないようにする

先輩のひとことの意味

先輩「社内向けだから東京リージョンでいいよ。AZは2つに分けておいてね」

使う人は国内の社員なので、近い東京のデータセンターの地域を選べばよい、という意味です。さらに、東京の中の別々の設備(AZ)を2つ使えるように準備しておけば、あとでサーバーを増やしたときに2か所に分けて置けて、1か所で停電などが起きても、システム全体は止まらずにすみます。

練習問題で確かめる

Q2先輩のひとこと
先輩「サーバーを増やすときは、AZを2つに分けて置いてね」

なぜ分けるの?

Q34択

社内の人だけが使うシステムのリージョンを選ぶとき、あまり関係ないものはどれ?

参考資料

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