リージョン・AZ
リージョンは、クラウドのデータセンターがある「地域」です。
AZ(アベイラビリティーゾーン)は、その地域の中にある、建物も電源も別々のデータセンターのまとまりです。リージョンで「どの地域に置くか」を選び、AZで「その地域のどの設備に置くか」を分けます。
- リージョンは、クラウドのデータセンターがある「地域」(東京、大阪など)
- AZ(アベイラビリティーゾーン)は、1つのリージョンの中にある、建物も電源も別々のデータセンターのまとまり
- リージョンは「使う人に近いか」「使いたいサービスがあるか」「データを置いてよい国・地域か」で選ぶ
- 大事なシステムは、AZを2つ以上に分けて置くと、1か所が止まっても全部は止まらない
身近な例えで理解する
倉庫会社は、地域ごとに拠点を持っています。1つの地域の中にも、離れた場所に倉庫が何か所かあります。大事な荷物を同じ地域の2つの倉庫に分けて預ければ、片方が水につかっても、もう片方は無事です。
- 倉庫会社の地域拠点(東京、大阪…)リージョン
- 地域の中の、離れた別々の倉庫AZ
- 2つの倉庫に分けて預ける2つのAZに分けて置く
- 東京の荷物は、頼まないと大阪に移されないリージョンをまたいだコピーは自動では行われない
ちょっと確認
リージョンとAZの関係として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
リージョン
AZ(アベイラビリティーゾーン)
1つのリージョンの中に複数あります。1つのAZは1つ以上のデータセンターでできていて、電源・ネットワークもそれぞれ用意されています。AZどうしは離れた場所にあるので、火事や水害はふつう1つのAZにしか影響しません。AZどうしは速い回線でつながっています
リージョンの選び方
使う人に近いか(近いほど速い)、使いたいサービスがそのリージョンにあるか、データを置いてよい国・地域か(会社や法律の決まり)を考えます。リージョンをまたいでデータをコピーしたいときは、自分で設定します
ほかのクラウドでも同じ考え方
Google Cloud にもリージョンとゾーンがあり、Azure にもリージョンと可用性ゾーン(Availability Zones)があります。呼び方は少し違っても、「地域を選び、その中の別々の設備に分けて置く」という考え方は同じです
このページのまとめ
- リージョン
- データセンターがある地域(東京、大阪など)
- AZ
- リージョンの中にある、建物・電源が別々のデータセンターのまとまり
- リージョンの選び方
- 近さ・使えるサービス・データを置いてよい場所で選ぶ
- AZを分けて置く
- 1つのAZが止まっても、全部は止まらないようにする
先輩のひとことの意味
先輩「社内向けだから東京リージョンでいいよ。AZは2つに分けておいてね」
使う人は国内の社員なので、近い東京のデータセンターの地域を選べばよい、という意味です。さらに、東京の中の別々の設備(AZ)を2つ使えるように準備しておけば、あとでサーバーを増やしたときに2か所に分けて置けて、1か所で停電などが起きても、システム全体は止まらずにすみます。
練習問題で確かめる
なぜ分けるの?
社内の人だけが使うシステムのリージョンを選ぶとき、あまり関係ないものはどれ?
参考資料
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