VPC
本番システムの設計レビューに初めて参加した日です。構成図を前に、先輩が最初に言いました
「まず本番用のVPCを1つ作って、その中に全部置きます」
「VPC」って、何のことだろう…?
このページで分かること
- VPCは、クラウドの中に作る「自分たち専用に区切られたネットワーク」
- VPCを作るときに、その中で使うIPアドレスの範囲を決める(例:10.0.0.0/16)
- サーバー(インスタンス)やデータベースは、VPCの中に置く
- AWSではVPC、Azureでは仮想ネットワーク(VNet)、Google CloudでもVPCと呼ぶ
身近な例えで理解する
分譲地にはたくさんの家が並んでいます。でも自分の家は壁で区切られていて、ほかの家の人は勝手に入れません。注文住宅なら、部屋の数や配置、玄関をどこにつけるかも自分で決められます。
- 分譲地全体クラウド(たくさんの利用者が使っている)
- 自分の家VPC
- 間取りを決めるIPアドレスの範囲やサブネットを決める
- 玄関外(インターネット)との出入り口
同じ分譲地にあっても、となりの家とは別の家です。同じクラウドを使っていても、自分のVPCはほかの利用者のネットワークとは分かれています。
ちょっと確認
Q14択
VPCの説明として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
区切られたネットワーク
VPC(Virtual Private Cloud)は、クラウドの同じ設備の上に、ほかの利用者とは混ざらないよう設定で区切って作るネットワークです。会社の中にあるネットワークと同じように、サーバーやデータベースをこの中につなぎます
IPアドレスの範囲を決める
外とのつなぎ方も自分で決める
インターネットとつなぐには、インターネットゲートウェイという出入り口をVPCにつけます。つけるかどうか、どこから使うかは自分で決めます
デフォルトVPC
ほかのクラウドにもある
Azureでは仮想ネットワーク(VNet)、Google CloudでもVPCと呼びます。Google CloudのVPCは複数のリージョンにまたがって使えるなど、細かい作りは違います
このページのまとめ
- VPC
- クラウドの中に作る、自分たち専用に区切られたネットワーク
- IPアドレスの範囲
- VPCの中で使う番号の範囲。作るときに決めます
- インターネットゲートウェイ
- VPCとインターネットをつなぐ出入り口
- デフォルトVPC
- AWSで、はじめから各リージョンに用意されているVPC。最初から外とつながっています
先輩のひとことの意味
練習問題で確かめる
Q2先輩のひとこと
先輩「VPCを作るときは、会社のネットワークと番号がかぶらないようにね」
何の話をしている?
Q3対応づけ
左のクラウドと、右の「自分専用に区切られたネットワーク」の呼び名を結んでください(同じ呼び名を2回使ってもかまいません)。
左から1つ選び、次に右から合うものを選んでください。
左
右
参考資料
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