パケット
Web会議の調子が悪い原因を調べるため、pingで本社のサーバーとの往復を見ていたら(→12 ping)、ときどき返事が返ってきません
「ときどきパケット落ちてるね」
「パケット」って、何のことだろう…?
パケットは、ネットワークで送るデータを小さく分けたかたまりです。
一つひとつに宛先や送り主を書いた「ヘッダー」がついていて、途中の機器はそれを見て運びます。
このページで分かること
- ネットワークでは、データを小さなかたまりに分けて送る
- パケットには、中身のほかに、宛先・送り主・順番などを書いた「ヘッダー」がついている
- 「パケットが落ちる(パケットロス)」は、途中でパケットがなくなって届かないこと
- 暗号化していないパケットは、途中で中身を見られるおそれがある(HTTPS・VPNが中身を守る)
身近な例えで理解する
引っ越しでは、荷物をいくつもの段ボールに分けて運びます。どの箱にも届け先と「10箱中3」のような番号を書いておき、届いた先で番号を見て、全部そろっているかを確かめます。1箱足りなければ、その分を探して届け直してもらいます。
- 荷物全体送りたいデータ
- 段ボール1箱パケット1つ
- 箱に書いた届け先と番号ヘッダー
- 1箱なくなるパケットが落ちる
大きな荷物も、小分けにすれば運びやすくなります。そのかわり、1箱でも欠けると全部はそろいません。
ちょっと確認
Q14択
パケットの説明として正しいものは?
例えを外して、実際のしくみ
ここからは実際のしくみ
小分けにして送る
大きなデータも、小さなパケットに分けて送ります。分けておけば、いろいろな人のパケットを交互に流せるので、1人の大きなデータで回線をふさがずにすみます
ヘッダーと中身
パケットロス(パケットが落ちる)
回線の混雑、Wi-Fiの電波の悪さ、機器の不調などで、パケットが途中でなくなることです。届かなかった分を送り直す決まり(TCP:確実に届けるための通信の決まり)で送っていれば、データはそろいますが遅くなります。Web会議の映像や音声のように、送り直しを待たない通信では、とぎれたり、カクカクしたりします
呼び方の違い
くわしくは、扱う段階によって「フレーム」「セグメント」などと呼び分けることがあります。最初は「小分けにしたデータのかたまり=パケット」と覚えればよいです
このページのまとめ
- パケット
- 送るデータを小さく分けたかたまり
- ヘッダー
- 宛先・送り主・順番などを書いた、パケットの先頭の情報
- パケットロス
- パケットが途中でなくなって届かないこと
- 暗号化
- 途中でパケットを見られても、中身を読めないようにすること
先輩のひとことの意味
練習問題で確かめる
Q2先輩のひとこと
先輩「ときどきパケット落ちてるね」
どういう意味?
参考資料
ご意見・「これで例えて!」を募集しています
ご意見・ご感想・質問・間違いのご指摘など、何でもお気軽にお寄せください。「この言葉も例えで説明してほしい」「こんな例えなら分かりやすい」という声をもとに、新しいページや例えを作ります。
- 説明してほしいITの言葉
- 例えてほしい場面(部活・アルバイト・家事など)
- 分かりにくかったところ・間違いのご指摘
意見箱は準備中です。